「環境」という言葉ほど広く、様々な場面で使われる言葉も
少ないでしょう。
広くは、地球環境や自然環境といった全地球的な使われ方
から、社会環境、生活環境といった、漠然とした対象にまで 使われます。
住宅の設計を通して環境を考えるといっても、漠然とした イメージしか浮かばないかもしれません。
しかし、住宅に使われる木材の80%が外国産材という社会状況の中、国産木材の流通が滞り、放置され、荒廃した山林。
結構寒い地域にもかかわらず、昔ながらの寒く、暑い家づ くりがあたりまえに行われている現実。
一つの家づくりのなかから、問題を見つけだし、何かまともな解答が得られないか。
そこからスタートした家づくりです。
目標は、健康的で快適なすまいを、身近なあたりまえの素材を使って実現する事。
|